2024-02-27
不動産を売却する際には、電気・水道・ガスといったライフラインは、事前に売主が解約して物件を引き渡す必要があります。
ただし、それぞれ解約に適したタイミングがあるため、早々に解約してしまいトラブルにならないように注意が必要です。
そこで、不動産売却時のライフラインの解約のタイミングと手続き方法、解約時の注意点について解説します。
福岡市東区を中心に福岡市内及び市内周辺地域で不動産売却をご検討中の方は、ぜひ参考になさってください。
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不動産売却をおこなう際は、一般的に電気・ガス・水道などのライフラインを解約してから買主へ引き渡します。
その際に注意しなければならないのは、解約タイミングです。
タイミングを誤ってしまうと、売却活動がスムーズにできなくなる可能性があるため注意しましょう。
ここでは、電気・ガス・水道ごとの解約タイミングについて解説します。
電気を解約するもっともベストなタイミングは、物件の引き渡し直前です。
なぜなら、電気は購入希望者が内覧する際に必要になるためです。
内覧は必ずしも天気の良い昼間とは限りません。
夜間や天気の悪い日に内覧を実施する場合もあります。
照明が付かず室内が真っ暗だと、室内の様子を見るのに支障が出てしまいます。
また、夏場や冬場はエアコンがないと、快適に過ごすことができません。
照明も付かずエアコンも使えないとなると、購入希望者に良い印象を与えず購買意欲にも影響が出てしまうでしょう。
さらに売却活動中は、掃除もその都度必要になるため、電気は引き渡し直前まで解約しないことをおすすめします。
ガスの解約は、売却活動を開始するタイミングでも支障がないといえるでしょう。
ガスは、電気と違って内覧時や掃除に使用することはないため、早めに解約しても問題ありません。
ただし、ガス給湯器やガスコンロは付帯設備なため、問題なく作動するのか確認してから解約することをおすすめします。
水道の解約タイミングは、電気と同様に物件を引き渡す直前がおすすめです。
前述したように、内覧時にはこまめな掃除が必要になります。
水道が止まっていると、掃除に支障がでる可能性が出るでしょう。
また、水道は長期間使用せずに止めていると、排水トラップの水が蒸発してしまい悪臭の原因になります。
そのため、水道も電気と同様に引き渡し直前まで解約しないようにしましょう。
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続いて、ライフラインを解約する方法について解説します。
解約の手続きは、基本的に買主への引き渡しが決まった時点でおこなうことをおすすめします。
解約直前になって慌てて申し込むことがないように注意しましょう。
電気を解約したい場合は、契約先の電力会社に電話もしくはホームページ上から解約を申し込みます。
契約先の連絡先や窓口が不明な場合は、電気料金の請求書などを見て確認しましょう。
連絡する際は、解約したい日にちを伝え、ブレーカーを落としておくだけで立ち会いなしで手続きは完了します。
なお、オートロック機能付きのマンションの場合は、立ち会いが必要になることもあります。
ガスを解約する際も電気と同様に、ガス会社に電話もしくはホームページ上から解約申し込みをします。
立ち会いの必要もなく、解約したい日にちを伝えれば、指定日に停止手続きをしてもらえます。
ただし、電気と同様にオートロック付きのマンションの場合は、立ち会いを求められることがあるため注意しましょう。
前述したようにガスの場合は、売却活動で不要のため、物件を売り出した段階や買主が決まった段階で解約手続きを進めても問題ありません。
水道を解約する際も、基本的には電気やガスと変わりません。
管轄の水道局に連絡して解約を申し込みます。
解約日を指定しておけば、水道局側で供給を停止する手続きがおこなわれます。
なお、水道に関しても解約時に立ち会いの必要はありません。
ただし、確実に停止手続きがおこなわれたか確認したい場合は、立ち会っても問題ないでしょう。
また、解約日までの精算を当日にしたい場合は、当日でも精算できるのか、後日引き落としなのか、自治体によって精算方法が異なるため確認しておくことをおすすめします。
前述したように、水道は長期間停止していると排水管から悪臭が上がってくるため、部屋に臭いが充満しないように引き渡し直前で解約しましょう。
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最後に、不動産売却に伴いライフラインを解約する際の注意点について解説します。
解約時にとくに注意すべき点は以下の4つです。
それぞれの注意点をご説明します。
ライフラインを解約する際は、解約したい日の1週間前までには連絡をしておくことをおすすめします。
引き渡し直前で解約を申し込んでもすぐに対応してもらえないケースがあるためです。
とくに3~4月の引っ越しシーズンは、電話が繋がりにくかったり、手続きが遅くなったりするため注意しましょう。
上記でもご説明したように、電気と水道は売却活動のなかで必要になることがあります。
そのため、内覧前に解約しないようにしましょう。
なるべく節約したいため、早く解約したいと考えがちですが、電気や水道が停止していると快適な環境で内覧を実施することができません。
内覧者に良い印象をもってもらうためにも、引き渡しの直前で解約することをおすすめします。
物件を買主へ引き渡し、名義変更をされるまでは、電気・水道・ガスなどのライフラインは売主が負担するのが一般的です。
売買契約が成立したからといって、すぐに買主負担にならないため注意しましょう。
なお、ライフラインを使用していなくても基本料金はかかります。
引き渡すまでは売却時の必要経費として考えおきましょう。
ガスを停止したら、ガス栓を閉じてガスコンロなどの周辺機器は外しておきましょう。
外し方がわからない場合は、事前にガス会社に確認しておくか、もしくは有料ではありますがガス会社に依頼することもできます。
なお、買主がガスコンロなどの周辺機器が必要か、事前に確認や相談しておくと良いでしょう。
また、ガスの種類によっては必ずしも新居で利用できるとは限らないため注意が必要です。
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不動産売却にともなって電気や水道を解約する場合は、必ず物件を引き渡す直前で手続きを進めるのが望ましいでしょう。
内覧前に解約してしまうと、エアコンや照明が付かないまま内覧をしなければならないからです。
また、解約手続きをおこなう際は、遅くとも解約したい日の1週間前までには連絡することをおすすめします。
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