2023-08-29
不動産を売却する際は、誰もができるだけ早く売却したいと考える一方で、さまざまな原因により長引くケースも珍しくありません。
売却を長引かせないためには、長引く原因と対処法を知っておくことが大切です。
そこで、不動産売却が長引く原因と対処法について解説します。
福岡市東区を中心に福岡市内及び市内周辺地域で、不動産売却をご検討中の方はぜひ参考になさってください。
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不動産を売却したい場合、どのくらいの期間で売れるのか気になるのではないでしょうか。
通常、売却がすべて完了するには3~6か月程度の期間がかかります。
ここでは、不動産売却の流れとともにかかる期間の目安を解説します。
まずはじめにおこなう情報収集から不動産会社との媒介契約までの期間は、およそ1週間から1か月程度が目安です。
不動産売却を始める際は、まず周辺のエリアはどのくらいで売り出されているのか、情報収集から始めます。
相場をある程度確認したら、不動産会社へ査定依頼をします。
売却を本格的に進めたい場合は、直接家を見て査定する「訪問査定」を依頼しましょう。
訪問査定であれば、周辺の相場や書類査定だけでなく、より詳細に査定額を算出できます。
査定は、およそ7~10日程度で結果がわかります。
査定額に納得したら、不動産会社と媒介契約を締結しましょう。
ここまでで、早くて1週間から1か月程度の期間かかります。
不動産会社と媒介契約を締結したら、売却活動がスタートします。
売却活動から買主と売買契約するまでに、およそ1~3か月程度かかると見ておきましょう。
売却活動では、チラシやインターネットなどで物件を紹介し購入希望者を募集します。
希望者が現れれば内覧をおこない、条件などを交渉していきます。
売却活動を始めてすぐに買主が見つかる場合もあれば、時間がかかることもある点に注意しましょう。
交渉がまとまれば、買主と売買契約を締結します。
売買契約から不動産の引き渡しまでは、およそ1~2か月の期間がかかります。
買主と売買契約を締結したら、購入者の住宅ローン審査などがおこなわれます。
審査におよそ2週間から長くて1か月程度かかることがあるため、売買契約後も時間がかかることに注意しましょう。
住宅ローン審査が無事に終われば、決済・引き渡しとなります。
ここまで流れと期間を解説しましたが、あくまでも目安です。
実際は、もっと長引くこともあれば、スムーズに売却できることもあります。
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不動産売却における机上査定と訪問査定とは?相場についても解説
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不動産売却では、スムーズに売却できる場合と、何らかの原因で長引くケースがあります。
そのため、一概にいつまで売却できるとは言えません。
ここでは、不動産売却が長引く原因として多い要因を解説します。
主な原因は以下のとおり4つあります。
それぞれの原因についてご説明します。
販売価格が、周辺の相場や類似物件よりも高い場合は、売却が長引くことがあります。
たとえば、リフォーム料金を上乗せしているケースを見かけます。
しかし、中古物件を探している方は、できるだけ安く購入したいと考えていることが多いでしょう。
そのため、そのような方たちにとっては割高と思えてしまい、選択肢から除外されている可能性があります。
ある程度の期間内に売れなければ、値下げをせざるを得ないかもしれません。
ただし、値下げを繰り返しているとさらに下がることを期待され、売れにくくなる可能性があるため注意が必要です。
立地条件や土地の形状が悪い場合も、売却に時間がかかることがあります。
たとえば、近くに駅やスーパーマーケットがない、土地の形がいびつで建物が建てづらい、周辺にゴミ処理場など嫌悪施設があるような場合です。
似たような物件が多いエリアでは、とくに条件が良いほうの物件に購入希望者が流れてしまう可能性があるでしょう。
不動産売却では、売り出す時期も重要です。
そのため、需要が少ない時期に売り出し始めても、なかなか希望者が現れないことがあります。
もっとも売れやすいと言われる時期は、進学や就職など人が動く3~4月ごろです。
また、同様に転勤が多い秋も売れる時期です。
この時期を逃して売り出し始めると、売れるまでに時間がかかってしまい長引く原因となってしまいます。
不動産売却が長引く原因として、築年数による建物や設備の老朽化問題も挙げられます。
築年数が15年、20年と経過している物件は需要が少ない傾向にあります。
また、築年数が経過している物件は、購入時に融資が受けにくい点がデメリットです。
それは、担保として価値が低いと判断されるためです。
融資が受けられないような物件は、買主が見つかりにくくなるでしょう。
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不動産売却の流れとは?媒介契約のフローや売却活動にかかる期間を解説
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不動産売却をできるだけ長引かせないために、できる対処法を解説します。
長引く前にできる対処法は以下の3つです。
それぞれの対処法をご説明します。
販売価格が相場よりも高く設定している場合は、適正価格へ見直すことが重要です。
適正価格を知るには、近隣エリアの過去の取引価格を調べたり、公示価格、相続税路線価、固定資産税評価額などを調べて目安にすると良いでしょう。
また、いずれ値下げが予想される物件の場合は、早めに価格を下げておくのも1つの方法です。
不動産は時間が経てば経つほど資産価値が下がってしまいます。
そのため、できるだけ売却できる価格に設定しておくことが長引かせないためのポイントです。
内覧希望者は多いが、そこから契約までに至らない場合は、内覧時に問題がある点が多いです。
内覧のスケジュールに合わせて徹底的に家の掃除や整理整頓をしましょう。
また、忘れがちな庭の雑草処理などもおこなっておくことをおすすめします。
とくに、水回りや玄関は目に付きやすく、もっとも清潔感が求められる箇所です。
内覧時に好印象となるために、しっかりと清掃や整理をしておきましょう。
個人の買主を探す「仲介」での売却が難しい場合は「買取」する方法もあります。
買取とは、不動産会社へ直接売却する方法です。
買取であれば、売却活動も不要なうえに、すぐに売却することが可能です。
ただし、買取の場合は仲介に比べると売却価格が安くなるデメリットがあります。
そのため「安くなっても良いから早く売却したい」方にはおすすめの売却方法といえます。
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不動産売却時にかかる税金の種類や節税対策を解説
不動産売却は、およそ3~6か月の期間がかかることが一般的ですが、場合によってはそれ以上長引く恐れもあります。
とくに販売価格が高すぎる場合や売り出し時期が悪いと、長引く原因となってしまうため、それぞれの原因に応じた対処法が必要になってきます。
もし、売却を急ぐ場合やスムーズに売却したい場合は、不動産会社による買取を検討してみてはいかがでしょうか。
福岡市の不動産売却なら「舞松原不動産株式会社」へ。
福岡市東区エリアで実績豊富な不動産会社で、昭和48年創業の安心していただける実績があります。
売主様に寄り添ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください。