2024-11-26
中古マンションに限らず、不動産売却では内覧時の対応がとても重要です。
どんなに条件の良いマンションであっても、内覧時の印象が悪いと買主に購入を見送られてしまいます。
もし内覧件数が少なかったり、件数をこなしても売却できなかったりする場合は、何かしらの対処が必要です。
そこで今回は、中古マンション売却における内見の平均件数と成約に繋げるためのコツを解説します。
福岡市東区を中心に福岡市内及び市内周辺地域で中古マンションの売却をご検討中の方は、ぜひ参考にご覧ください。
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目次
不動産を売り出して問い合わせが入ると、一般的には内見に進みます。
何千万円と大きなお金が動く買い物なので、内見をせずに購入を決める方は少ないでしょう。
それでは、中古マンションが売れるまでに、どのくらいの方が内見に訪れるのでしょうか。
まずは、中古マンションの売却における平均的な内見件数について解説します。
中古マンションの売却における平均的な内見件数は、6件~10件です。
ただし、物件の状態や立地条件、広告内容、売り出す時期になどによって、内見件数は大きく変動します。
日当たりの良い物件や人気エリアにある中古マンションは、需要が高いため内見件数も多くなりがちです。
また、はじめての内見ですぐに買主が購入を決め、1度きりの内見でそのまま成約にいたるケースもあります。
中古マンションの売却には、3か月~6か月ほどかかるのが一般的です。
平均的な内見件数は6件~10件なので、毎週末に1組ずつ内見者を迎えると2か月~3か月ほどかかる計算になります。
内見者がその場で購入を決めるケースは稀なので、売却活動だけで約3か月はかかると考えておくのが賢明でしょう。
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売り出してから3か月ほど経っても内見件数が平均に満たない場合は、購入希望者の目を引く工夫が必要です。
対策方法にも複数のパターンがあるので、不動産会社の担当者に相談したうえで判断すると良いでしょう。
中古マンションに限らず、不動産売却では買主から値下げ交渉を求められるのが一般的です。
「値下げ交渉時に対応できるように…」と、市場価格より少し高めに売り出す方もいらっしゃるでしょう。
しかし売却価格が物件に見合っていなかったり、市場価格からかけ離れていたりすると、購入を検討してもらえません。
インターネットで物件を検索する際は、大半の方が上限価格を決め、購入可能な価格の範囲内で物件を選ぶためです。
スマートフォンが普及した近年では、購入検討者もおおよその市場相場を把握した上で物件探しをおこないます。
相場からかけ離れた価格設定がされていると、広告を見た時点で購入対象から除外されてしまう可能性が高いでしょう。
不動産業界には繁忙期と閑散期があります。
繁忙期は、新生活を始める学生や社会人が増える1~3月、人事異動により転居が増える9~10月です。
ほかの時期に比べて売却しやすいこの時期を狙って、改めて販売し直すのも対策方法の1つです。
長期間売れないままにしてしまうと、売れ残り感が出て、さらに売却が難しくなる可能性があります。
状況によっては値下げが必要になることもあるので、タイミングの見直しも前向きに検討しましょう。
不動産情報誌や不動産ポータルサイトには、数多くの物件情報が掲載されています。
そのなかで興味をもってもらうには、競合物件よりも魅力的な広告を作る必要があります。
たとえば、掲載する写真の枚数を増やす、ターゲットに刺さるキャッチコピーを記載するなどです。
室内をモデルルームのように演出し、物件の魅力を高める「ホームステージング」を活用するのも良いでしょう。
仕事や学校が休みになる週末は、内見の問い合わせが増える傾向にあります。
購入検討者の予定に合わせられないと、ほかの物件に流れてしまうかもしれません。
売却チャンスを逃さないためにも、売却期間中は週末の予定を空けておきましょう。
また、急な内見でもすぐに対応できるように、日頃から室内の清潔を保っておくことも大切です。
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先述したように、人気エリアにある物件は平均より内見件数が多い傾向にあります。
しかし件数をこなしているのにも関わらず、なかなか成約に繋がらないこともあるでしょう。
このような場合は、物件自体や内見時の対応に問題がある可能性が高く、早めの対処が必要です。
最後に、内見件数が多くても成約できない原因と対処法について解説します。
内見件数が多いにも関わらず、成約まで至らない原因として、物件の印象が良くないことが考えられます。
「思ったよりも汚れていた」「生活感が出過ぎている」など、買主に悪い印象を与えているかもしれません。
内見時の印象を良くするためには、掃除や整理整頓をおこない、不快感を感じさせないことが大切です。
とくに、キッチンやトイレなどの水回りは使用頻度が高いため、生活感が出やすい傾向にあります。
市販の洗剤できれいにできない場合は、水回りだけハウスクリーニングを入れるのもおすすめです。
また、室内に染みついたにおいは、居住者が気にならなくても外から入ってきた方には不快に感じることがあります。
内見の予約が入ったら、カーペットやラグなどを洗濯し、匂いの原因となるものを片付けるようにしましょう。
また当日は家全体の窓を開けて換気をおこない、状況に応じて消臭剤や芳香剤を活用することをおすすめします。
「物件は気に入ったけれど売主の対応が良くなかった」という理由で、成約に至らないケースもあります。
中古マンションの売買において、前所有者がどのような人物だったかを気にする買主は少なくありません。
売主が不愛想だったり、だらしない格好で出てきたりすると、購入検討者にマイナスなイメージを与えてしまいます。
内見当日は身だしなみを整えて、内見者をお客様と思って丁寧に迎えることが大切です。
玄関にスリッパを準備したり、室内を快適な温度に設定したりと、ちょっとした心遣いが印象を良くします。
ファミリー層をターゲットにするのであれば、室内に小さなキッズスペースを用意するのも良いでしょう。
内見件数には制限がないため、1日で何件も物件をはしごする購入検討者も少なくありません。
気に入った物件の条件が似ていて価格帯も同じだった場合、売主の対応で購入を決める買主もいらっしゃるでしょう。
常に内見者の目線に立ち、気持ち良く見学できる空間を提供することで、スムーズな売却が目指せます。
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中古マンションの売却における平均的な内見件数は6件~10件ですが、物件の状態や立地などによっても変動します。
売り出してから3か月ほど経過しても内見件数が平均に満たない場合は、価格や売却時期、広告などを見直してみましょう。
件数は多いものの成約に至らない場合は、清掃やにおい対策などの事前準備を徹底し、当日は快く内見者を迎えることが重要です。
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