2024-05-21
マンションを売り出して購入希望者が現れると、実際に物件を見てもらう「内覧」をおこないます。
内覧は成約につなげる重要なステップなので、事前にポイントを押さえておくと安心です。
そこで今回は、内覧の流れや売却を有利に進めるための準備、当日の対応について解説します。
福岡市東区を中心に福岡市内及び市内周辺地域でマンション売却をご検討中の方は、ぜひ参考にご覧ください。
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目次
マンションの売却は、おもに以下の流れに沿って進めます。
上記の流れにおいて、内覧は売却活動の際に実施します。
まずは内覧の流れを確認しておきましょう。
購入検討者から内覧の予約が入ったら、不動産会社から売主へ連絡がきます。
内覧日と時間が決まれば、あとはその日に備えて準備をするのが一般的な流れです。
内覧の予約は土日や祝日に入ることが多いですが、平日を希望されることや当日に突然連絡が来ることもあります。
日程が合わないと他の物件に流れてしまう可能性があるため、買主が決まるまでは極力予定を入れないでおきましょう。
また内覧時は居室だけでなく、収納や寝室などプライベートな部分の見学を希望される可能性があります。
気になる部分を見学できず不安が残ってしまうと、買主は購入へ踏み切れないため、可能な限りすべて見学可能とするのがおすすめです。
内覧にかかる時間は平均して30分ほどですが、じっくり見たい方もいるため2時間ほどは余裕をもっておきましょう。
内覧は1回で終わるとは限りません。
初めての内覧で買主が決定すれば1回で済みますが、なかなか成約に至らなければ何回もおこなうことになるでしょう。
成約までにおこなう内覧の平均回数は約10回、買主が購入を決めるまでに問い合わせる物件の件数は6件程度と言われています。
ただし内覧は回数をこなせば良いというわけではなく、売却に繋げるためのポイントを押さえておくことが大切です。
入念な準備により内覧時の印象を良くすれば、スムーズな売却が目指せるでしょう。
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ここからは、マンション売却を円滑に進めるために必要な事前準備について解説します。
内覧時の第一印象を良くするには、掃除と整理整頓がもっとも重要です。
とくに入念に掃除しておきたい箇所は、水回りと玄関です。
利用頻度の高い水回りは生活の質に直結するため、内覧時に気にする方が多い傾向にあります。
ご自身できれいにするのが難しい場合は、ハウスクリーニングの利用を検討されるのも良いでしょう。
また、購入検討者が初めに目にする玄関は、第一印象を決める重要な場所です。
第一印象は強く残る傾向があるため、玄関が汚いと売却の機会を逃してしまう可能性があります。
整理整頓も内覧準備として大切なポイントなので、不用品は処分しておくようにしましょう。
ご自身は気にならなくても、人の住む家には特有のにおいがあるものです。
においが気になってしまうと、落ち着いて内覧ができず、買主の購入意欲を削いでしまうかもしれません。
第一印象を良くして成約に繋げるためにも、におい対策は入念におこないましょう。
対策方法としては、こまめに換気扇を回すことや消臭スプレーを使うことなどが挙げられます。
また、対角線上にある窓を開けて風のとおりを良くし、家中の空気を入れ替える方法も効果的です。
においはすぐに消えるものではないので、日頃から意識して空気の入れ替えをおこないましょう。
内覧では、購入検討者に気持ち良く見学してもらうことも大切です。
当日はスリッパを用意するなど、お客さんを迎え入れる気持ちで対応しましょう。
ご自宅に来客用のスリッパがない場合は、何セットか購入しておくことをおすすめします。
また、売主しか知り得ないことをアピールするのも、売却に繋げる重要なポイントです。
新しい設備を購入したりリフォームをおこなったりした場合は、積極的に買主へアピールしましょう。
周辺にある施設や最寄り駅までの近道といった情報も、アピールポイントとして活用できます。
内覧当日にしっかりアピールできるよう、あらかじめ資料の準備や情報の調査をしておきましょう。
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内覧では当日の対応も重視されます。
いくら部屋がきれいでも、当日の対応が良くないと売却には繋がりません。
購入検討者の購入意欲を高めるためにも、内覧時の対応方法についても確認しておきましょう。
掃除や整理整頓に限らず、室内が明るく見えるように工夫することも大切です。
暗い室内は気分が上がりにくく、印象が悪くなってしまう可能性があります。
日の光が入るようにカーテンを開け、室内の照明はすべて付けておきましょう。
それでも照明が暗いと感じる場合は、電球を明るい物に交換することをおすすめします。
また明るさとともに、室温や湿度にも気を配る必要があります。
とくに梅雨時期は湿度が高くじめじめしているため、除湿が欠かせません。
気持ちよく室内を見学してもらうためにも、エアコンや除湿器などを活用し、部屋の湿度と温度を快適に保ちましょう。
内覧時には、購入検討者からさまざまな質問を受けます。
売却理由やマンションの不具合など、答えにくい質問をされることもあるでしょう。
そのような質問をされた場合、「正直に答えると売却できないのでは」と不安に思う方も多いですが、曖昧な回答は避けるべきです。
回答を濁したり嘘をついたりすると、購入検討者の信頼を失い、売却の機会を逃してしまう恐れがあります。
おすすめなのは、回答が難しい質問への対応方法を事前に不動産会社と相談しておくことです。
買主の立場に立って誠実に対応し、またマイナス面をカバーできるほどのプラス面をアピールすれば、成約に繋げられるでしょう。
内覧時は室内の状態や周辺環境だけではなく、売主の人柄もチェックされます。
「この方が住んでいた物件なら安心して購入できる」と思ってもらえたら、成約に繋がる可能性が高まるでしょう。
室内の掃除やにおい対策はもちろん、当日は気遣いのある行動を心がけることも大切です。
たとえば内覧の時間が長くなりそうだと感じたら、飲み物を提供すると好印象につながる可能性があります。
子ども連れをターゲットにするのであれば、室内の一角にキッズスペースなどを設けるのも良いでしょう。
また、内覧時にずっとついて回るなど、過度なアピールも印象を悪くする恐れがあります。
購入検討者には基本的に自由に見学してもらい、必要に応じて質問に答えたり補足をしたりしましょう。
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内覧は不動産の成約を決める大事なステップです。
第一印象を良くして成約に繋げるには、掃除や整理整頓、におい対策などを日頃から意識しておこなうことが大切です。
また購入検討者はお客様と考え、丁寧に誠実に対応することを心がければ、よりスムーズな売却が目指せるでしょう。
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